気どりながら吠える兄さんと花粉症
遠い昔、見た映画が、ビフォアサンライズというもので、日本語のタイトルは恋人までの距離だ。
親戚のお姉さんに、「名作だよ」と絶賛されていた映画だ。
旅の途中で偶然出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス出身のセリーヌで、限られた時間でオーストリアのウィーンを旅する話。
この作品の面白い所は、これといった問題発起や盛り上がりなんかが、ほとんど無いとこ。
出会ってすぐの一組の男女が、愛することとか生きる事や死ぬことなどについてひたむきに考えを述べる。
当時中学生の私は、経験不足で子どもで、ただジーッと見過ごした作品だった。
実は、昨日、偶然DVD店で目に留まり、懐かしいなと思い借りて、観賞したところめちゃくちゃ感銘を受けた。
中でも、レコード店でケイス・ブルームの曲を聞きながら視線を投げあうところ。
2人とも帰国の時、要は、お別れの時、そこで最後を迎える。
見た当時は理解できなかったこのシネマ、時を隔てて見ると、また違った見方ができるのだろう。
その感覚を味わった後、2人がレコードショップで聞いていたCDを、アマゾンより探し、聞きたい。
●<サイト紹介>●
★★